
トップ >> 情報技術単語 ~ インシデント
事件、出来事、ハプニングなどの意味を持つ英単語。ITの分野では、情報管理やシステム運用に関して保安上の脅威となる現象や事案(セキュリティインシデント)のことを指す場合が多い。こうした事案には、ウイルス感染や不正アクセス、情報漏洩、迷惑メール送信、サービス拒否攻撃(DoSアタック)などが含まれる。セキュリティの文脈以外では、ソフトウェア製品などのユーザサポートや問い合わせ窓口などでの対応回数の単位のことを指す場合が多い。この場合のインシデントは一種のポイントのことで、例えば1人年間10インシデントまで無料対応と決めておき、ユーザが持ち込む相談の内容に応じて、簡単に済むものは1インシデント消費、手間のかかる重要なサポートは5インシデント消費、年間10インシデントを超えた場合は追加1インシデントにつきいくら、といった具合に運用される。インシデントという語自体は、医療や航空などの分野でも、事故に至らない「ひやっとした事例」といったニュアンスの用語として使われている。