
トップ >> 情報技術単語 ~ イヤホンマイク
携帯電話を持つことなく、ハンズフリーで通話するためのイヤホンとマイクが一体となった部品。携帯電話・PHSのイヤホンマイクの端子に接続することで利用することができる。初期のイヤホンマイクはイヤホンにマイクのためのインカムがつき、電話オペレーターが装着するような業務用イヤホンマイクのような外見だった。現在では、イヤホンと携帯電話とを結ぶケーブル上に携帯音楽プレーヤーのリモコンスイッチのような形状の無指向性マイクがついているものが主流。最近では補聴器などで用いられている技術である「骨伝導」を用いたイヤホンマイクも登場している。骨伝導イヤホンマイクは補聴器では相手の声を聞き取る際は音を振動に変換し、頭蓋骨、耳骨に振動として伝え、その振動を鼓膜音として感じることで伝えられる。また、同様にして自分の話し声を相手に伝える際にも耳骨、頭蓋骨の振動をイヤホンマイクがキャッチし、音声に変換し伝えられる。このため、骨伝導イヤホンマイクではマイクに向かって声を出してしゃべる必要はなく、非常に小声であっても振動がイヤホンマイクに伝われば相手との会話が成立するため、混雑した場所、騒がしい場所での通話に適している。近年の携帯電話の爆発的な普及により、携帯電話に気をとられたことが原因と見られる交通事故が激増、1999年の道路交通法改正により、自動車、自動二輪、原動機つき自転車の運転中における携帯電話やPHSの使用が禁止された。運転操作を妨げないハンズフリー装置の使用による通話が例外として認められたため、イヤホンマイクが急激に普及している。